皆さん、こんにちは!今回は、先日大阪のブランドスペースで開催されたマツダのロードスター展示会で発表されたばかりの、注目の新型モデルに関する速報をお届けします!2025年秋に発売予定の2つのモデル、「マツダスピリットレーシングロードスター12R」と2Lエンジン搭載の幌モデルについて、詳しく見ていきましょう!
衝撃の700万円!「マツダスピリットレーシングロードスター12R」とは
まず、大きな話題となっているのが、東京オートサロン2025で初披露された200台限定の「マツダスピリットレーシングロードスター12R」です。S耐で培われた技術が惜しみなく投入された、まさにレース仕様にチューニングされたモデルと言えるでしょう。車名の「12」は、開発のベースとなったナンバーに由来するそうです。

エンジンや足回りには徹底的なチューニングが施され、その価格はなんと700万円!ロードスターとしては前代未聞の価格設定となりました。限定200台という希少性から、購入を検討できる方は限られそうですね。実際に手に入れても、もったいなくてなかなか普段使いはできない、という声も聞こえてきそうです。

待望の2L幌モデルが登場!しかし価格は500万円…
そして、ロードスターファンが長年待ち望んでいた、2Lエンジンを搭載した幌(ソフトトップ)モデルがついに登場します!これまでRF(リトラクタブルハードトップ)に搭載されていた2Lエンジンが、軽量な幌モデルに搭載されるということで、その走行性能への期待は高まるばかりです。

しかし、気になる価格はなんと500万円!この価格には、SNS上でも驚きの声が多数上がっているようです。
ロードスターの価格帯を比較
ここで、現行ロードスターの価格帯を改めて確認してみましょう。
- ベーシックモデル(1.5L幌): 289万8500円~
- 売れ筋グレード(1.5L幌RSなど): 350万円前後
- 35周年記念車(1.5L幌): 375万3200円(受注生産終了)
- RF(2Lハードトップ): 379万6000円~
- 35周年記念車(2Lハードトップ): 435万4400円(受注生産終了)
これらの価格帯と比較すると、500万円という価格は確かに高価に感じられます。特に、最も安価なベースモデルと比較すると、その差は200万円以上にもなります。
幌モデルが支持される理由:軽さと走りの良さ
RFのような電動格納式ハードトップは、そのギミックは魅力的ですが、重量が増加するというデメリットがあります。一方、幌モデルは約50~60kg軽量であるため、より軽快な走りが期待できるのです。2Lエンジンのパワフルさと軽量なボディの組み合わせは、ロードスター本来の楽しさを追求するファンにとって、非常に大きな魅力となるでしょう。

500万円の価値はあるか?2L幌モデルの装備をチェック
では、気になる500万円の2L幌モデルには、どのような特別な装備が搭載されているのでしょうか?
- スポーツマフラー(チタン製)
- スポーツタイヤ:ADVAN NEOVA AD09 (205/45R17)
- ホイール:ボルクレーシング鍛造ホイール
- ブレーキ:ブレンボ製
- スポーツアライメントキット
- 強化ブッシュ
- ショートタイプバンプストッパー



エンジン出力はRFと同じ184馬力ですが、これらの豪華な装備によって、走行性能は大幅に向上していると考えられます。特に、チタン製マフラーや鍛造ホイール、ブレンボ製ブレーキなどは、通常オプションでも高価なパーツです。
エクステリアとインテリアのこだわり
エクステリアには、専用のエアロシステムやリアウイングが装着され、一目で特別なモデルであることがわかります。ホイールセンターには「R」のロゴがあしらわれ、プレミアム感を演出しています。



インテリアも上質に仕上がっています。
- アルカンターラのステアリングホイール、サイドブレーキ、シフトレバー
- バックスキン調のシート表皮
- 赤いアクセント(シートライン、シートベルトなど)
アナログメーターやカチッとした操作感の manual transmission も、スポーツカーらしい雰囲気を高めます。最新のマツダコネクトも搭載され、ナビゲーションなどの使い勝手も向上しています。ただし、室内空間やトランクスペースは決して広くはありません。
幌の開閉について
幌は手動式ですが、慣れれば信号待ちの間にも素早く開閉できるとのことです。急な雨の際も、10秒程度で組み立てられるようになるようです。
まとめ:500万円のロードスターは「買い」か?

2Lエンジンと豪華な装備を搭載した幌モデルは、確かに非常に魅力的な一台です。しかし、500万円という価格は、従来のロードスターのイメージからは大きくかけ離れており、購入をためらう方もいるかもしれません。
このモデルの生産台数も少ないと予想。初期ロットは特に少なくなるかもしれません。
近年、ピュアな内燃機関のスポーツカーは減少傾向にあり、6速マニュアルで操る楽しさを味わえるロードスターは、ますます貴重な存在となりつつあります。
今回の2L幌モデルが、単なるグレード追加なのか、それとも新たなブランド戦略の一環なのか、今後の情報に注目していきましょう。