転売ヤー終了のお知らせ〜アルファードもな〜
最近シビックタイプRの納車が早まっている?
さて、皆さんの周りでもシビックタイプRが納車されたという方が増えているのではないでしょうか? 特にレーシングブラックパッケージを注文した方で、思っていたよりも早く納車されたという声も聞きます。私のタイプRは499万円の初期モデル(2023年モデル)で、ナンバーはR14706です。もう2025年ですから、実際に納車されたのは1年半前くらいになりますね。レーシングブラックパッケージも連番になるそうです。もう42000台を超えています。
最近、シビックタイプRの赤いシートの布が入手困難で、それが納車遅延の原因の一つになっているという話も聞きました。半導体不足だけでなく、ちょっとした部品が揃わないだけでも納車が遅れていたようです。しかし、コロナ禍も落ち着き、部品の供給も改善されてきたため、以前よりも納車が早まっているということですね。納車が早くなるのは、もちろん嬉しいことです。

シビックタイプRの現状:価格と価値
レーシングブラックパッケージは、通常のモデルよりも100万円ほど高いようですが、内装がかっこよくなっているとはいえ、スペック的にはほぼ同じとのことです。それでも、物価高を考えると599万円、約600万円という価格は、このシビックタイプR FL5の価値としておかしくない、と語られています。今後も物価は上がっていく可能性があり、他の車種も値上がりしているので、RBPの599万円でも決して高くはないのかもしれません。

転売ヤーの終焉と納車早期化の影響
今回、約3000台のシビックタイプRを購入できた人たちはラッキーだったと言えるでしょう。そして、納車が早まっている現状は、転売を目的として購入した人たちにとって、旨味が薄れてくる状況になるのではないでしょうか。トヨタのアルファードも納車が早くなったことで、中古車市場の価格上昇が落ち着いてきている例が挙げられています。
また、トランプ大統領の政策によっては、海外への輸出に関税(25%)がかかり、国内販売に注力する動きが出てくる可能性も示唆されています。そうなると、国内の需要に応えるために、自動車メーカーも納車を早めることが予想され、私たちユーザーにとっては良い方向に向かうかもしれません。

スポーツカーの未来:規制の波と今こそ手に入れるべき理由
しかし、シビックタイプRのようなスポーツカーは、排ガス規制や騒音規制によって、今後ますます販売が難しくなっていくと考えられています。特に騒音規制は厳しくなっており、2026年の春から夏頃には、新車販売のスポーツカーが激減する可能性もあるとのことです。そういった状況を考えると、今のうちにスポーツカーを買っておくのが良いかもしれません。
先日、梅田のマツダのショールームでロードスターの限定車(マツダスピリット)が700万円もする話や、秋には2Lモデルのロードスターが500万円くらいで発売され、馬力は高くなくても、車重が軽く、運転が楽しいピュアスポーツカーを新車で買えるこの時代は、実は幸せなのかもしれません。数年後には新車で買えなくなったり、価格が高騰したりする可能性もあるので、今のうちに新車を買ってカーライフを楽しんでおくのが賢明でしょう。
ハイブリッド車でも、疑似的なエンジン音やシフトダウンのようなGを感じさせる味付けがされるなど、楽しい車が登場してきていますが、やはりシビックタイプRのようなピュアエンジンのアナログな魅力は、特別なものだと感じています。